自分の強みを知る。Positive Phycologyテスト。
自分の強みを客観的に知るにあたって、Positive Phycologyの研究として米ペンシルベニア大学が実施しているテストが面白かった。
240問の質問に答えると、24個ある強みを、自分がより多く持つ順にランク付けしてくれるというもの。質問数は相当あるので、30分~1時間ほどの暇がある時にやってみるのがいい。
サイト右上のSelect Languageから、日本語を選ぶ事も可能。これでテストの質問が日本語になる。
なお研究用のアンケートを兼ねてか、サイトに登録しないとテストは行えない。Education Level(最終学歴)やOccupation(職業)、Zip(郵便番号)など必須入力項目はちょっと多いが、適当でいいと思う。
「測定テスト」タブの、「強みに関する調査票 (VIA)」が、私が今回行ったもの。
私のTop5は、
- 審美眼
- チームへの忠誠心
- 親切心
- 愛情・友情
- 好奇心
だった。
このテストを面白いと思った点は、回答している時に「これは高くなるだろうな」と想定したものが、案外低く出て、逆に思いもよらない項目が強みとして出てきたこと。
回答しているときは、「相手を笑わせるのが好きだ」系統の質問に多くYESをつけたように感じ、結果は「ユーモア」の項目が高く出るだろうな~、とたかをくくっていた。が、ふたを開けてみれば、親切心や友情が高い。
私はこの結果を、自分にとっての「ユーモア」は「相手を楽しませたい」より、「相手と仲良くなりたい」を根源として湧いているものと解釈した。確かに心当たりはある、またそれを見抜かれてるなと感心した。
また、やはりもっとも面食らったのは、ナンバーワンとして出た「審美眼」。
強みの説明としては「日常のあらゆる出来事に、自然・芸術・数学・科学などを見出して、美しいものや優れたものに感動できる」的なところ。
いやいやまたまたw と最初は思ったが、心当たりはあるかも。
確かに、私はささいなことで心を揺さぶられるほうかなと自覚している。嬉しいことでも、悲しいことでも、必要以上に心が波立つ。それによって集中できることもあれば、集中力が乱されることもある。
その瞬間の発想としては、ここでこういうものを取り入れたら、もっと面白くなるかも! とか。また悪いパターンでは、これができない自分は全てにおいて駄目だ、とか。
そのようにノイズだらけの日常生活の中から、ささいな情報を流出して、心が揺さぶられる=感動できるのは、誰でもできるわけではない、一つの強みであるのかもしれない。
こうしてテストの結果として客観的に明示されると、勇気がわいてくる。
私のTop5を、それぞれの解説文を合わせてまとめてみた。
「日常生活の中で、美しいものや優れたものに気づけ、探検や発見をすることを心より楽しむ。人と親密になることに価値を置き、何かをしてあげることに喜びを見出し、チームの成功の為に一生懸命働く」
今の私にとっての「真の強さを持った人」は、自分の弱さと向き合える人。
それとは別に、こうして自分の強みを、強みだ、とちゃんと胸を張れるのも、強さの一種かなと思った。それを実感できたという点で、私にとっては価値のあるテストだった。
ちなみに、質問は日本語だが、結果はなぜか容赦なく英語で出てくる。
対応訳は、以下のブログを参考にするのがおすすめです。
ありがとうございます。
【VIA-IS】24の強み 全文日本語訳 | パパは魔法使い
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
他にテストを受けた方がいたら、ぜひ結果をうかがいたいです。